第5回学術大会 江ノ島大会

日 付: 平成19年6月22日~23日
会 場: 神奈川県立かながわ女性センター

 

プログラム(抜粋)

6月22日(金)

ワークショップⅠ
「かまぼこの文化誌」

「かまぼこの歴史と科学」
望月 篤(日本大学生物資源科学部)
「低アレルゲン化食品としてのかまぼこ」
板垣 康治(神奈川県衛生研究所)
「魚肉ペプチドの栄養機能的特徴」
万 建栄(鈴廣蒲鉾本店研究開発)

司会:望月 篤

ワークショップⅡ
「生き物と景観2:生物にとっての『うみ』」

「"うみ"は与え、そして奪う―生き物の居住空間としての"うみ"景観―」
リンドストロム・カティ(総合地球環境学研究所)
「海暮らしの風景―石西礁湖と南大東島―」
飯田 卓(国立民族学博物館)
「琵琶湖をめぐる縄文時代の景観」
瀬口 眞司(財団法人滋賀県文化財保護協会)
「はじめて人が海に乗り出したとき―関東地方の縄文時代の視点―」
内山 純蔵(生き物文化誌学会常任理事・総合地球環境学研究所助教授)
「翡翠の海の物語」
バウシ・イローナ(総合地球環境学研究所)
「水辺から姿を消したヌシたち」
ボレ・カロリン(総合地球環境学研究所)
「中国の中世説話における湖と人間」
高西 成介(県立高知女子大学)

司会:大西 秀之(総合地球環境学研究所)
オーガナイザー:内山 純蔵(生き物文化誌学会常任理事・総合地球環境学研究所)

ワークショップⅢ
「生き物の語り方・第5回・雑草と言う草はない」

「人間に寄り添う草」
湯浅 浩史(生き物文化誌学会副会長・東京農業大学教授)
「草の危機は、農業の危機」
嶺田 拓也(農村工学研究所)
「草の情感から生まれた人間の情念」
宇根 豊(生き物文化誌学会理事・農と自然の研究所)

司会:宇根 豊

ポスター報告

「全日本愛瓢会による瓢箪の展示」
全日本愛瓢会
「ビーチクラブの活動」
井坂 啓巳(ビーチクラブ全国ネットワーク事務局)
「島根県隠岐諸島産の栄養繁殖を行わないツルアラメとクロメ(褐藻・コンブ目)の形態比較」
林 裕一(岡部海洋エンジニアリング株式会社)
能登谷 正浩(東京海洋大学)
「宝石サンゴ類の成長と骨軸の化学組成」
岩崎 望・鈴木 淳・横山 祐典・井上 麻夕里・長谷川 浩・山田 正俊(高知大学)
「珊瑚の呼称と捉え方―高知県室戸と大月町の漁師の聞き取り調査-」
岩崎 朱美(高知大学)
「生き物文化誌学会 平成18年度活動報告」
生き物文化誌学会事務局

シンポジウム 「『海』~なぜ人間は海にひかれるか~」

基調講演
 
「海洋動物の神話生物学」
後藤 明(南山大学人文学部人類文化学科教授)
「大きい魚と生き物文化」
秋道 智彌(生き物文化誌学会会長・総合地球環境学研究所副所長)
「江ノ島と海の信仰、歴史について」
相原 圀彦(江島神社 宮司)
「海でもう一度一年中遊びたい!-海辺のコミュニティ ビーチクラブ活動―」
井坂 啓巳(ビーチクラブ全国ネットワーク事務局事務局長)

パネルディスカッション

座長:秋道 智彌

6月23日(土)

一般報告

「日本ではじめての田んぼの生物指標」
宇根 豊(生き物文化誌学会理事・農と自然の研究所)
「島根県隠岐諸島および長崎県のそれぞれに産するツルアラメ(褐藻、コンブ目)2系統の形態比較」
林 裕一(岡部海洋エンジニアリング株式会社)
能登谷 正浩(東京海洋大学)
「地域文化としての競馬―インドネシア・スペン島における馬と人間のかかわりー」
田口 理恵(東海大学海洋学部)
田中 幸織(同志社女子大学院)
「回游魚シイラの流通と文化―環太平洋(アジア、ハワイ、コスタリカ)においてー」
橋村 修(総合地球環境学研究所)
「新江ノ島水族館における深海展示の取り組み」
北田 貢(新江ノ島水族館)
「岐阜県世界淡水魚園水族館における希少淡水魚の保護・保全の取り組み」
池谷 幸樹(岐阜県世界淡水魚園水族館)

座長:
湯浅 浩史(生き物文化誌学会副会長・東京農業大学教授)
秋道 智彌(生き物文化誌学会会長・総合地球環境研究所副所長)
廣海 十朗(日本大学生物資源科学部)