さくら基金

大変に高額なご寄付の申し出が篤志の会員の方からあり、生き物文化誌学会では事務局と常任理事会を中心とした特別委員会を設け、どのように使えば最も実り多いものにできるか、慎重に検討を重ねてまいりました。

その結果、会員の行う研究や活動を助成する基金をスタートさせてはどうかとの結論に達し、平成20年6月の第6回学術大会期間中に開かれた理事会で正式決定されました。

名づけて「さくら基金」。ご寄付いただいた方の「資金不足に悩む、若い研究者を育ててほしい」というご意向にも添うものにもなったと考えています。

助成金額は1件年額30万円。3年までの継続が可能です。専門とされている方だけでは無く、会員であれば、独自の立場からの研究を進められている方、大学・大学院に在学中の方なども応募できます。

「さくら基金運用委員会」を新設して審査を行い、当面は、年当たり5件以内という枠で運用します。申し込みや会計報告などは煩雑にならないように極力留意していくつもりで、使い勝手のいい研究費として利用していただければと考えています。ただし、成果発表を大会時の「一般発表」並びに学会誌「ビオストーリー」にて発表が義務づけられています。

ご希望の方は、規程・運用要綱をご熟読の上、申請書を事務局までご提出下さい。