第9回学術大会 東京農業大学大会

日 付: 平成23年11月12日~13日
会 場: 東京農業大学世田谷キャンパス 1号館(講義棟)

 

プログラム(抜粋)

11月12日(土)

ポスターセッション

「ジャコウネズミ研究の新プロジェクト計画へのいざない―ジャコウネズミの人為移動とインド洋~南シナ海の海洋貿易」
大舘大學(北海道大学低温科学研究所)
「コンゴ盆地北西部のバクウェレ人社会における「魚の病気」の論理と感性」
大石高典(京都大学アフリカ地域研究資料センター)=さくら基金研究
「フィリピン・セブ州マクタン島の潜水採貝漁」
辻貴志(国立民族学博物館)
「狂犬病の社会的意味の変遷―国会会議録の計量的テキスト分析―」
臼澤基紀、服部俊夫(東北大学)
「人と野生動物との失われゆく関係、新たな関係:都市住民は野生動物との接点をどこに求めればよいか」
安藤元一(東京農業大学)
「ミャンマーにおけるヤマノイモ属(Dioscorea spp.)植物の分布および利用状況」
バビルP.K.、入江憲治、San San Yi、志和地弘信、豊原秀和(東京農業大学)
「マダガスカルのバオバブの現状」
稲益大希(東京農業大学)、湯浅浩史、橋詰二三夫(進化生物学研究所)

一般発表

「『ふるき』を尋ねて三千里―ユーラシアの諸語におけるクロテンおよび近縁種の呼称分布および日本の古語フルキの語源の一考察」
大舘大學(北海道大学低温科学研究所)
「埋木(うもれぎ)の化学的成分変化の研究―ニュージーランドのナンヨウスギ科カウリについて―」
成田廣枝(進化生物学研究所)=さくら基金研究発表
「PPR顛末期:東ネパール山村における羊・山羊の伝染病被害」
渡辺和之(立命館大学)
「イモ食文化の再発見」
磯田行智(イソダエレクトリック)、田宮康臣(和歌山県庁)
「タイ北部の山村における陸稲品種の多様性とその利用―ミエン(ヤオ)族と陸稲との関係―」
増野高司(国立民族学博物館)=さくら基金研究発表
「ネパール中間山地先住民における狩猟採集と動物解釈」
橘健一(立命館大学産業社会学部)

シンポジウム
「根栽農耕文化とイモ」

基調講演
 
「世界の根栽農耕文化と日本」
田中耕司(京都大学)
「アジアとアフリカのイモ食文化」
志和地弘信(東京農業大学)
「南西諸島とミクロネシア島嶼のイモ食文化」
遠城道雄(鹿児島大学)
「オセアニアのイモ食文化」
豊田由貴夫(立教大学)
総合討論
司会:田中耕司
11月13日(日)

フォーラム
「大津波震災を考える」

趣旨説明
 
「これまでとこれから」
森誠一(岐阜経済大学)
講 演
 
「東日本大震災と文化財レスキュー」
松井章(奈良文化財研究所埋蔵文化財センター)
「岩手県大槌町災害支援について(東京からの支援活動)」
荒井和男(環境ボランティア団体東久留米市)
「被災地大槌の現状と明日への希望」
佐々木健(岩手県大槌町教育委員会事務局生涯学習課)
コメンテーター
秋道智彌(総合地球環境学研究所)
質疑応答と議論
司会:森誠一