第12回学術大会 東京大会

日 付: 平成26年8月2日~3日
会 場: 東京大学弥生講堂

 

プログラム(抜粋)

8月2日(土)

ポスターセッション

「モッコウバラ巨樹の世界とその魅力」
小栗宏次(愛知県立大学)
「フィリピン・パラワン島南部における焼畑農耕民パラワンの鳥の狩猟」
辻貴志(国立民族学博物館)
「御蔵島・御代ヶ池のコイが語る外来系統の導入史」
馬渕浩司(東京大学大気海洋研究所)
「小呂島のビロウが語る古代史の謎にせまる!~古代ビロウ信仰と太陽信仰が融合した痕跡か?~」
山口哲也(元福岡市立小呂小中学校)
開会挨拶
生き物文化誌学会会長 湯浅浩史

ミニシンポジウム
「"野生性"を保持する-家畜化と反家畜化のリバランス論をめぐって」

問題提起
卯田宗平(東京大学ASNET機構/東洋文化研究所)
ケース1 中国の鵜飼い漁におけるカワウと漁師
卯田宗平(東京大学ASNET機構/東洋文化研究所)
ケース2 人はどのように鷹を理解するのか―鷹狩りの調教のプロセス研究―
竹川大介(北九州市立大学文学部)
コメント
篠原徹(滋賀県立琵琶湖博物館)

コーディネーター:針ヶ谷哲也(金匱会診療所)

シンポジウム「巨大生き物の世界」

趣旨説明
菅豊(東京大学東洋文化研究所)
講演Ⅰ 台湾の神豚について―人と豚のかかわりから―
高田勝(公益財団法人 沖縄こどもの国)
講演Ⅱ 栽培植物の巨大化とその挑戦について
松浦良紀(万田発酵)
講演Ⅲ 植物の巨大化の意味とサイズの制御メカニズム
塚谷裕一(東京大学大学院理学系研究科)
休憩
総合討論
8月3日(日)

一般発表

「東ニカラグアにおける先住民村落のアオウミガメと人 -食肉の分配と部位呼称の比較より-」
高木仁(総合研究大学院大学文化科学研究科)
「"地魚"利用をめぐる歴史・現状と課題」
*橋村修(東京学芸大学)
「加賀藩士と北海道の捕鯨漁 ~クジラと闘った加賀藩士族」
平野優(小松短期大学)
「ズワイガニに見る食ツーリズムの形成」
広尾克子(関西学院大学大学院社会学研究科)
昼食
 
「狆の品種固定の時期を古絵画から探る」
福本幸夫(広島大学日本鶏資源開発プロジェクト研究センター)
山本あけみ(元帝京科学大学生命環境学部)
「"里山環境"と"生き物のいる街"の保全・管理のための生態系評価」
山崎慶太 (竹中工務店、岩手大学)
「日本と韓国におけるカワウソに関する聞き取り調査」
*山本佳代子(宮内庁、認定特定非営利活動法人四国自然史科学研究センタ一般財団法人進化生物学研究所)
「阿武隈山地の畜産農家と原発事故:福島県伊達市霊山町と相馬市東玉野地区の例」
渡辺和之(立命館大学文学部)
座長:遠藤秀紀(東京大学総合博物館)

 

*さくら基金研究発表